in vitro 皮膚刺激性試験 (OECD TG439)
in vitro 皮膚刺激性試験 (OECD TG439) は、化学物質などの皮膚刺激性を、ヒト三次元培養表皮を用いて評価する試験法です。
これまで皮膚刺激性の評価には動物実験が用いられてきましたが、近年では、動物を使用しない安全性評価の重要性が世界的に高まっており、それに伴い動物実験代替法の開発が進められています。
LabCyte EPI-MODEL24を用いた皮膚刺激性試験は、日本で開発された動物実験代替法のひとつです。
DSTCではLabCyte EPI-MODEL24を用いた皮膚刺激性試験を受託しており、化学物質のほか、医薬部外品や化粧品などの評価も行っております。
ヒト細胞を用いているため種差がなく、データのバラツキが少ないことから、再現性の高い試験結果が得られます。
LabCyte EPI-MODEL24は安全性評価に関する国際的規格であるISO 10993-23: 2021/Amd 1:2025に新たに収載され、医療機器の皮膚刺激性を評価する試験方法として国際的に認められています。
LabCyte EPI-MODEL24を用いたin vitro皮膚刺激性試験の試験概要
試験日程例

被験物質必要量
液体: 1 mL
粉体: 1 g判定基準
| 生細胞率 | 判定 | UN GHS分類 |
|---|---|---|
| 生細胞率 ≦ 50% | 刺激性 | 区分1または区分2 |
| 生細胞率 > 50% | 非刺激性 | 区分3または区分に該当しない |
試験方法
前培養を行った培養表皮に、被験物質が液体の場合は25 µL、粉体の場合は25 mgを適用します。
適用15分後にDPBS (-) で洗浄をし、後培養をおこないます。
後培養後、MTTと反応させ、イソプロパノールを用いて色素を抽出します。
抽出液の吸光度を測定し、陰性対照群の吸光度を生細胞率100%として、試料の生細胞率を算出します。
生細胞率が50%以下の場合は刺激性、50%よりも高い場合は非刺激性と判断します。
抽出液を入れた96ウエルプレート例
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