眼科薬・眼科サプリメントの研究開発トータルアドバイザー
DSTCでは,眼科薬理分野にて開発研究の第一線で長きにわたり活躍されている中澤 文雄氏をアドバイザーとし,シード化合物の選定から開発まで、様々な観点から支援いたします。
中澤 文雄 略歴
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1975年参天製薬株式会社に入社、眼科薬理部門創生期より技術スタッフとして約30年間、眼科薬理試験(前眼部、中間透光体、後眼部薬)を担当、また技術開発に従事。 その後CROに転出、安全性試験における眼科学的検査および眼科薬理試験立ち上げを担当。複数の製薬メーカーのコンサルティングや、比較眼科学会の教育セミナー講演(レーザー誘発高眼圧サルモデルを用いた緑内障薬の評価)など、眼科領域において幅広く活動中。 なかでも専門は、緑内障関連、網膜関連、ドライアイ関連。 |
コンサルタント事例
開発例
眼圧下降剤の開発事例
- 各種論文を参照し、新規作用機序により眼圧下降作用を示す化合物を見出す。
- 化合物候補または既存化合物で新規作用機序の活性があるか否かを確認する。
- ある場合には動物側のレセプターが存在するか否かを確認する。
- レセプターが確認できた動物を用い、正常眼圧により眼圧下降作用とその強度を確認する。
- 病態モデルによる眼圧下降作用を確認する。
- 臨床で第一選択薬に指定されている薬剤との比較を行う。

開発実績
- 緑内障薬
A1遮断薬、PGF2a、FP受容体アゴニスト
Rhoキナーゼ阻害剤、処方変更溶剤、プロスタノイド
- 眼内還流液
グルタチオン液
- 加齢黄斑変性症薬
技術開発
- 緑内障薬
高分子CMC前房注入高眼圧ウサギモデル試験
無麻酔科サル眼圧測定試験および眼圧日内変動試験
レーザー誘発高眼圧サル試験
- 調節関連
超音波Aモードによるウサギ眼軸長測定試験
- 調節関連網膜症薬
レーザー誘発加齢黄斑変性症ラットモデル試験、光障害網膜症ラットモデル試験、
水圧負荷網膜症ラット試験、各種動物のERG測定試験
- ドライアイ薬
乾燥角膜ウサギドライアイモデル試験